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クレカ積立おすすめ証券会社6社|還元率と選び方【2026年】

クレカ積立 主要6社を比較 設定したらほったらかし

クレカ積立は、投資信託の積立代金をクレジットカードで払うだけでポイントが貯まる仕組みです。ただし、還元率は証券会社とカードの組み合わせで大きく変わります。適当に選ぶと、年間で数万円分のポイントを取りこぼすこともあります。

本記事では、クレカ積立に対応するおすすめの証券会社6社を、還元率・年会費・積立上限で比較します。あわせて、条件を満たせずに還元が0%になる失敗を避けるための、カードの選び方も紹介します。

この記事の結論
  • クレカ積立は、買い付けるだけでポイントが付き、入金の手間もかからない
  • 選ぶ順番は「普段使いのカード → 積立額 → ポイントの使い道」
  • 最大還元率には利用額などの条件があり、満たせないと0%になるカードもある
  • ポイントは付与されても、投資信託の価格は変動し、元本割れの可能性がある

私がクレカ積立をおすすめする理由

まず私がクレカ積立をおすすめする理由についてお伝えします。クレカ積立とは、投資信託の積立代金をクレジットカードで決済するサービスです。

このクレカ積立は現金による積立と比べてメリットが3つあります。

メリット1:買い付けた時点でポイントが付与される

クレカ積立では、投資信託を購入するだけでカード会社からポイントが付与されます。

還元率1%のカードで月10万円を積み立てれば、年間12,000ポイントです。運用成績がプラスかマイナスかに関係なく、買い付けた時点で還元分のポイントが付与されます。運用の結果とは別にポイントを受け取れる点は、投資の世界では珍しい仕組みです。同じ投資信託を現金で買った場合、この還元分は受け取れません。

メリット2:入金の手間がかからない

現金で積み立てる場合、銀行口座から証券口座へ資金を移す作業が毎月発生します。

作業を忘れれば残高不足となり、その月の買い付けは実行されません。長期積立において、買い付け漏れは複利の効果を薄めてしまいます。

クレカ積立なら、資金移動そのものが不要です。カードの引き落とし口座から自動で決済されるため、入金忘れによる買い漏れが起こりにくくなります。

メリット3:支出が可視化される

投資額がカード明細に並ぶため、資産形成を家計の一部として管理できます。

一見見落とされがちなメリットですが、これは浪費癖の矯正に効きます。明細で毎月の投資額を目にするうちに、無駄な出費への意識が身に付くからです。

「今月は10万円を将来に回した」という事実が毎月目に入る状態は、支出を抑える動機として想像以上に強く働きます。

クレカ積立のおすすめ証券会社6社

クレカ積立のおすすめ証券会社6社

還元率・年会費・積立上限の比較(2026年10月時点)

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証券会社対応カード還元率年会費積立上限
(月)
貯まるポイント
三菱UFJ
eスマート証券
三菱UFJカード
au PAY カード
0.55%〜最大7.0%無料〜有料10万円グローバルポイント
Ponta
SBI証券三井住友カード0.5%〜最大3.0%無料〜33,000円10万円Vポイント
楽天証券楽天カード0.5%〜2.0%無料〜有料10万円楽天ポイント
マネックス証券dカード
マネックスカード
最大3.1%※無料〜有料10万円dポイント
マネックスポイント
PayPay証券PayPayカード0.7%無料〜有料10万円PayPayポイント
松井証券JCBオリジナル
シリーズ
0.5%〜1.0%無料〜有料10万円J-POINT

※還元率は2026年10月時点の各社公表情報に基づきます。上限値の適用には、年間・月間のカード利用額など個別の条件があります。

※マネックス証券の最大3.1%はdカード PLATINUMの入会初年度の還元率です。2年目以降は利用条件により異なり、2026年12月決済分から条件が改定されます。

※マネックスカードは2026年10月の買付分から、積立以外のショッピング利用額が月1万円未満の場合、還元率が0%になります。

出典:各社公式サイト(2026年10月確認)より作成。最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。

三菱UFJ eスマート証券 × 三菱UFJカード|条件達成で最大7.0%

旧auカブコム証券から商号変更した証券会社です。2026年7月から、三菱UFJカードによるクレカ積立の還元率が引き上げられました。

一般の三菱UFJカードは0.55%です。ゴールドは年間カード利用額100万円以上などの条件で2.0%、プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは年間利用額700万円以上などの条件で7.0%になります(2026年10月時点)。条件には、ポイントアップ特典へのエントリーや三菱UFJ銀行口座の登録も含まれます。年会費はゴールドが11,000円、プラチナが22,000円のため、日常の決済額が大きい人向けの選択肢です。

従来のau PAY カードは0.5%、au PAY ゴールドカードは1.0%でPontaポイントが貯まります。Ponta経済圏を使っている方には有力な選択肢です。

SBI証券 × 三井住友カード|前年の利用額で還元率が決まる

大手ネット証券のひとつで、取扱投信本数と使い勝手のバランスに優れます。注意すべきは、還元率が前年のカード利用額で決まる点です。

三井住友カード(NL)は入会初年度0.5%、2年目以降は前年の年間利用額が10万円以上で0.5%、10万円未満だと0%になります。「積立専用カード」として寝かせると還元が0になるため、日常決済に使う前提で選ぶ必要があります。

プラチナプリファードで3.0%を受けるには、クレカ積立以外で年間500万円以上の利用が必要です。条件を満たせない場合は、ゴールド(NL)の方が有利になることが多いです。

楽天証券 × 楽天カード|楽天キャッシュ併用で月15万円

楽天経済圏を使っている方との相性が抜群です。

還元率は、積立銘柄の代行手数料とカードランクの2つで決まります。代行手数料0.4%以上のファンドでは、楽天ブラックカードが2%、それ以外の楽天カードは一律1%です。代行手数料0.4%未満のファンドでは、カードランクに応じて0.5%〜2%に分かれます。

最大の強みは積立枠の拡張です。楽天カード決済の月10万円に加え、電子マネーの楽天キャッシュで月5万円まで積み立てられるため、合計15万円までキャッシュレスで設定できます。楽天キャッシュでの積立の還元率は0.5%です(2026年10月時点)。

▶ 楽天証券の口座を無料で開設して、楽天カードのクレカ積立を設定する

マネックス証券 × dカード|ドコモユーザーの有力候補

dカード GOLDでNISA口座のクレカ積立を行えば、積立金額にかかわらず1.1%のdポイントが還元されます(2026年10月時点)。月10万円の積立で年間13,200ポイントという計算です。dカード PLATINUMの場合、入会初年度は最大3.1%になります(2年目以降は利用条件により異なります)。

一方、マネックスカードは積立額に応じた段階制で、1.1%が適用されるのは5万円までの部分に限られます。さらに2026年10月の買付分から、積立以外の月間ショッピング利用額が条件になりました。利用額が月1万円未満だと還元率は0%、1万円以上5万円未満だと半分になります。あわせて、マネックスカードの年会費は2026年10月27日の引落し分から永年無料に改定されました。

▶ dカードでクレカ積立をしたい方は、マネックス証券の公式サイトで口座開設の内容を確認できます

PayPay証券 × PayPayカード|年会費無料で0.7%

クレジットつみたての積立額上限10万円まで0.7%、月間最大700ポイントが還元されます。PayPayカードとPayPayカード ゴールドで還元率の差はなく、どちらも0.7%です。

年会費無料カードとしては高水準で、PayPayアプリ内で完結する手軽さが魅力です。

松井証券 × JCBカード|残高ポイントとの合わせ技

2025年5月からJCBカードによるクレカ積立を開始し、還元率はプレミアムカードで最大1.0%、一般カードで最大0.5%です。貯まるポイントは、2026年1月からOki DokiポイントがJ-POINTに切り替わっています。

一般カードは、積立以外で月5万円以上のショッピング利用が還元の条件になります。加えて投資信託の保有残高に応じて年間最大1%が貯まる「投信残高ポイントサービス」があり、長期保有との組み合わせで効いてきます。

▶ 松井証券の口座を無料で開設して、JCBカードのクレカ積立を始める

失敗しないクレカの選び方

比較表での還元率はいずれも条件を満たした場合の上限値です。

条件を満たせない場合、ポイントが一切付かないケースもあります。

クレカ選びでは以下の3ステップの順番で絞り込んでください。

ステップ1:普段使いのカードから逆算する

最優先の判断軸は「今、自分が日常決済で使っているカード」です。

理由は明確で、主要各社の還元条件がカードの利用実績に紐づいているためです。

たとえば、以下のような条件が設定されています。

  • SBI証券:三井住友カード(NL)は2年目以降、前年の年間利用額が10万円未満だと付与率0%になる
  • 松井証券:一般カードは、積立以外で月5万円以上のショッピング利用が還元の条件になる
  • マネックス証券:マネックスカードは2026年10月の買付分から、積立以外のショッピング利用が月1万円未満だと還元率0%になる
  • 三菱UFJ eスマート証券:ゴールド以上の高還元は、年間カード利用額などの条件達成が前提になる

集計の対象外となる支払いがある点も重要です。JCB公式によると、年会費、リボ・分割・スキップ払いの各手数料、キャッシング利用分、電子マネーチャージ分は集計に含まれません。SBI証券も、積立額そのものは年間利用額に算入しないと明記しています。

「だいたい年10万円は使っている」という感覚ではなく、カード明細で実際のショッピング利用額を確認してから判断してください。

すでに日常的に使っているカードがあれば、対応する証券会社を選ぶだけで済みます。決まったカードがない場合は、よく使うサービスから選ぶ方法が有効です。

普段使いのサービス別|相性の良い組み合わせ

よく使うサービスから、証券会社とカードを逆算する

主に使うサービス相性の良い組み合わせ
証券会社クレジットカード
au/Ponta加盟店三菱UFJ
eスマート証券
au PAY カード
三菱UFJ銀行三菱UFJ
eスマート証券
三菱UFJカード
コンビニ・
飲食チェーン
SBI証券三井住友カード
楽天市場楽天証券楽天カード
ドコモ・d払いマネックス証券dカード
PayPay決済PayPay証券PayPayカード

ステップ2:積立額から損益分岐点を計算する

上位ランクのカードは年会費が発生します。年会費を上回るポイントが得られるかは、積立額の大きさで決まります。

判断の起点は、以下の計算式です。

年間の積立額 × 還元率の差 > 年会費の差

月10万円を上限まで積み立てる場合(年間120万円)で試算すると、還元率1%の差は年間12,000ポイントに相当します。年会費5,500円のゴールドカードなら、差額で十分に上回る計算です。

一方、年会費33,000円のプラチナカードで同じ計算をすると話が変わります。積立分だけで年会費を回収するには、還元率の差が2.75%以上必要になります。プラチナプリファードで高還元を狙うにはクレカ積立以外で年間500万円以上の利用が必要で、条件を満たせない場合はゴールド(NL)の方が有利です。

積立額別の考え方を整理すると、以下のようになります。

  • 月5万円まで(年間60万円):年会費無料カードで十分。上位カードは回収が難しい
  • 月10万円(年間120万円):年会費5,500円前後のゴールドランクが選択肢に入る
  • 月10万円+日常決済が年間数百万円:プラチナランクの検討余地がある

なお、年会費の実質無料化条件も確認してください。三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料になります。日常決済の総額が大きい方は、年会費を実質なくしたうえで高還元を取れます。

ただし現時点の積立額で計算することが重要です。「いずれ月10万円まで増やす予定」という想定で上位カードを作ると、その間の年会費が持ち出しになります。

ステップ3:ポイントの使い道を確認する

還元率が高くても消化できないポイントに価値はありません。貯まったポイントを何に使うかを口座開設の前に決めてください。

使い道は大きく2つに分かれます。

  • 日常の支払いに充てる:実質的な生活費の圧縮になる
  • 投資信託の買い増しに充てる:複利の対象に組み込める

投資へ再投入する場合、ポイントの種類によって使える範囲が異なります。

  • SBI証券では、VポイントとPontaポイントを使って国内株式や投資信託を購入できる
  • 三菱UFJ eスマート証券では、Pontaポイントで投資信託のスポット購入とプチ株の買付ができる
  • ただし、投資信託の積立買付(プレミアム積立)はポイント投資の対象外
  • マネックスポイントはdポイント、Vポイント、Pontaポイント、nanaco、WAON、ANA・JALのマイルなどへ交換できる
  • 楽天ポイントは楽天証券での投信買付に加え、楽天市場での支払いにも充てられる

「積立に自動で再投入される」と誤解されがちですが、多くの場合はスポット購入での手動充当になります。

日常の支払いに充てる場合は、生活圏内に使える店舗があるかを確認してください。加盟店が少ないポイントは、還元率の数字ほどの価値になりません。

クレカ積立を始める前に知っておきたい注意点

家族カードは使えない

クレカ積立で使えるのは、証券口座と同一名義で本人が発行したカードに限られます。

SBI証券では、家族カード・ビジネスカード・デビットカード・プリペイドカード・口座名義人以外のクレジットカードはいずれも利用できません。

楽天証券も家族カードでの利用を認めておらず、使用した場合は贈与とみなされ納税が必要となる可能性があると案内しています。

夫婦で積み立てる場合は、それぞれが本人名義のカードと証券口座を用意する必要があります。

未成年口座・法人口座は対象外

SBI証券では未成年口座と法人口座が対象外です。松井証券も未成年はクレカ積立を利用できません。

子ども名義での積立を検討している場合、クレカ積立ではなく現金積立での設定になります。

カードの利用可能枠を圧迫する

毎月の積立額は、カードのショッピング利用枠から差し引かれます。

月10万円を設定すれば、利用枠が常時10万円分埋まった状態になります。旅行や家電の購入など高額決済を予定している月は、枠不足で決済が通らない事態が起こり得ます。

利用枠に余裕がないカードを使う場合は、積立額を抑えるか増枠を申請してください。

買付日と締切日は自由に選べない

積立日は証券会社ごとに固定されており、細かい指定はできません。

  • SBI証券の申込設定日は、毎月7日・8日・9日のいずれかから選択する
  • 楽天証券の買付日は、初めて積立を設定した時期によって毎月1日・8日・12日のいずれかになる
  • マネックス証券では、利用するカードによって申込期限・買付日・カード決済日・引落日が異なる

設定締切日を過ぎると翌月からの適用になるため、月初に設定を済ませておくと安心です。

還元条件は頻繁に改定される

クレカ積立の還元率は、業界の競争環境によって変動が続いています。

2025年から2026年にかけて、社名変更、対応カードの追加、還元条件の追加が各社で相次ぎました。マネックスカードも2026年10月の買付分から還元条件が変わっています。設定した後も、年に1回は各社の公式サイトで条件を確認してください。

積立設定の変更には反映期間がある

積立額の変更やカードの切り替えは、即日で反映されません。締切日の関係で翌月または翌々月からの適用になります。

家計の状況が変わって積立額を下げたい場合、1〜2か月分は従来の金額で決済される可能性があります。

元本割れのリスクがある

ポイントは買い付けた時点で付与されますが、購入する投資信託の基準価額は日々変動します。

還元率1%を得ても、基準価額が10%下落すれば資産は目減りします。還元率の差はあくまで付随的な要素であり、本質は長期での積立継続にあります。

還元率0.5%と1.0%の差は、月10万円の積立で年間6,000ポイントです。差額の比較に時間をかけすぎて、口座開設を先延ばしにしないことも大切です。

まとめ|一度設定したら、あとは仕組みに任せる

私はかつて、給与天引きの定期預金がなければ1円も貯金できない浪費家でした。35歳の時点で資産はほぼ0円で、意志の力で資産形成に成功した記憶は一度もありません。ギャンブルや浪費から、期待値の考え方で投資に切り替えた経緯は、次の記事で公開しています。

そこから資産は5,000万円超になりました。今は楽天証券とSBI証券の2つの口座を使って、会社員を続けながら資産形成をしています。そんな私が強くおすすめするのが、今回お伝えしたクレカ積立です。

クレカ積立の本当の価値は、還元率の高さではなく、意志を介在させずに買い付けが続く仕組みにあります。銀行から資金を移す手間が消え、入金忘れによる買い漏れも起こりにくくなります。カード明細に投資額が並ぶことで、無駄な出費への意識も変わります。

まずは普段使いのカードに合う証券会社を選び、設定を済ませることから始めてみてください。設定さえ終われば、口座を頻繁に見る必要はありません。

ギャンブルやゲームに一喜一憂する時間があるなら、その1時間を設定に使ってみてください。その1時間が、お金との付き合い方を見直すきっかけになるかもしれません。

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本記事は筆者の経験と公開情報にもとづく情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。投資は元本が保証されておらず、損失が出る可能性があります。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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