【会社にすべてを捧げた「優等生」のあなたへ】
受験も、就職活動も、そして今の仕事も。あなたはいつだって真面目に、期待に応え続けてきたはずです。それなのに、ふとした瞬間に襲われる「このままでいいのか」という形容しがたい不安。
家族のために会社の看板にしがみつき、ストレスを打ち消すためにタバコや酒、ギャンブルという「誰にも言えない弱み」に逃げ込む日々。
「今の環境を変えたい、でも失敗して家族を路頭に迷わせるわけにはいかない」
その葛藤こそ、あなたが誠実である証です。かつて通帳残高が0円になり、会社から「△評価」を突きつけられた私が、いかにして依存の鎖を断ち切り、資産5,000万と人生の主導権を取り戻せたのか。
これは、会社依存という「終わりのないラットレース」を抜け出し、あなた自身のポテンシャルを解放するための処方箋です。
【導入:オンライン画面の向こう側で、依存が終わった日】
2020年代初頭、パンデミックに揺れる東南アジアの主要都市。日本の上長とのオンライン面談で、淡々と告げられたのは管理職昇進試験の「不合格」でした。
「最終面接官の役員1名の評価が『△』だった。それが理由だ。残念だが受け入れてほしい」
正直、頭の中が真っ白になりました。最愛の家族と離れ、異国の地で会社から課された事業拡大ミッションに心血を注いできた自負。しかし、自分の評価は「たった一人の主観」という細い糸に吊るされていた。その残酷な事実に気づいた時、会社への怒りよりも先に、一つの強い後悔が湧き上がりました。
「私はこれまで、自分の人生のハンドルをすべて会社に預けきっていたのではないか」 あの屈辱的な面談は、私にとって会社への逆襲の始まりではなく、「会社依存」からの独立記念日となったのです。

【過去の自分:依存に溺れた「ハリボテ」のエリート】
振り返れば、当時の私は**「都内私立難関大学卒・大手老舗JTC入社」**という肩書きの裏で、数々の依存に溺れる未熟な人間でした。
タバコ: 18年間、片時も離せませんでした。「リフレッシュが必要だ」と依存を正当化し、自分の部屋の壁がヤニで黄色くなるほど吸い続けていました。
ギャンブル: 週末は競馬とパチスロ。本来休めるはずの休日を、心身ともに削りながら浪費していました。負けた金を取り戻すために「クレジットカードのリボ払い」に手を染めた時の、あの背筋が凍るような感覚。期待値の極めて低い「一時の快楽」に、貴重な時間と金を溶かしていました。
スキル: 英語は学生時代から避け続け、新入社員時のTOEICはわずか300点。履歴書に書ける資格は普通自動車免許のみ。会社から与えられたタスクをこなすことだけに汲々とし、自分自身の「市場価値」に向き合うことから逃げていました。
そんな人間でも仕事だけはひたむきに頑張り続け、30代半ばで結婚。しかし、結婚式の支払いを終えた瞬間、私の通帳残高は**「0円」**になりました。

【転機:環境の変化と、期待値の書き換え】
最初の転機は、結婚とほぼ同時期に通達された海外事業部への異動でした。
就職氷河期世代として「会社を背負って立つ幹部候補」という叱咤激励を受け続け、必死に結果を出し続けてきたプロセスが評価された結果でした。
しかし、現実はTOEIC 300点。何から手を付けてよいか分からず、当初は周囲の見様見真似。絶望的な状態から実戦で英語を叩き込み、必死に食らいついた結果、駐在員というチャンスを自ら手繰り寄せることができました。
その後の「昇進試験不合格」を機に、私は所属会社だけに依存する危機感を覚え、以下3点の最適化を柱とする新たな転機を迎えました。
「稼ぐ力」: 労働価値を「所属会社」から「労働市場」へ(転職)
「増やす力」: ギャンブルへの情熱を「資本市場」へ(資産形成)
「暮らし」: 依存していた時間を「家族の時間」へ(働き方・暮らし方)
2020年代、20年勤めた1社目を退職。手にした早期退職割増手当を含めた退職金は約1,200万円。駐在生活で作った貯金と合わせ、約1,500万円を時期を分散させながら資本市場(米国・全世界株)へ投入しました。
当時、私が勤めていたのは売上高約1兆円規模の歴史ある老舗JTCでしたが、市場縮小により赤字決算が続く厳しい状況でした。定期的な早期退職の募集は、私にとって願ってもない好機となったのです。

【結び:サラリーマンのポテンシャルを、社会の力に】
貯金が底をついた日から10年。私の資産は5,000万円(準富裕層)を超え、23区内に資産性の高いマンションも購入しました。2度の転職を経て年収は約1,300万円を実現し、現在は家族との時間を最優先にする充実した生活を送っています。
私がこのブログで伝えたいのは、会社での戦い方ではありません。
**「勤勉で優秀な日本のサラリーマンが、会社への依存から脱却し、適切な行動を起こせば、人生を劇的に好転させるチャンスがある」**という巨大なポテンシャルについてです。
日本の学校教育や企業風潮は、我々が本当に知っておくべき「労働市場における自身の価値」や「正しいリスクの考え方」を教えてくれません。だからこそ、優秀なスキルを持ちながら、現状に閉塞感を感じている人々が多すぎると感じています。
かつての私のように、閉ざされた組織の中で悩んでいるあなたへ。
このブログが、あなたの人生を「最適化」し、主導権を取り戻すための「自律の記録」となることを心より願っています。
【次回予告】
次回は、ギャンブル依存症だった私がどのようにして「増やす力」を最適化したのか。具体的な資産形成の考え方を紹介します。
[→ 第2回:【資産形成】ギャンブルへの情熱を「資本市場」へ振り向ける思考法]


コメント